コーチングでやっていることは主にクライアントの心(潜在意識)に対してコーチの引き出しの数だけアプローチしていきます。
コーチングを始めるときにまずはテーマが重要となってきます。
テーマ
テーマとは人それぞれ解決したい課題や、なりたい理想的な自分は自覚して無かったとしても潜在意識には確実に存在しています。それは良心と創造目的があるからです。今の自分は創造目的と照らし合わせてみるとそこに向かっている自分なのかを問いかけます。そこに向かうにあたって自分が解決するべき課題がテーマとなります。
なりたい自分の姿が明確であればあるほど、そこに至る具体的な道筋は自分で見えてきます。コーチングでは現時点でイメージ出来るなりたい自分をゴールとして設定してそこまで行くイメージをセッションで体験します。
逆になりたい自分を見つけたいというテーマでセッションする事も可能です。
例えば怒りに対するコーチングの場合コーチはどんな時に怒りを感じるか傾聴しながらどんなスキルを使うか考えます。
- その怒りは特定の人に対してなのか?
- 怒りを克服してもっと前に進みたいと思っているのか?
- 怒りの感情そのものをどうにかしたいのか?
クライアントがどのような方向性で解決していきたいのかを質問しながらセッションしていきます。それぞれ異なるスキルを使い、もしかしたら複合して使用する場合もあります。
NLPコーチングではよく経験するテーマですがFSコーチングの最大の武器は信仰の観点をプラスして使う所にあります。
信仰とは望んでいる事柄を確信し未だ見ぬ事実を確認しに行く事であると聖書では言います。セッションではまさにそのようなスキルがあるので、本来信仰とコーチングは親和性が高いと考えます。コーチ側のあるべき心の基本姿勢は
- 人は自分で答えを見つけ出せる力を持っている
- 人はパーフェクトな存在である
- 人は限りない可能性を秘めている
コーチは助言アドバイスはしません。提案はする事はありますが決定権は常にクライアントにあるように心掛けます。
み言に、必ず道はある、見つけ出しなさい。とあるのでそれを裏付けとしてセッションしていきます。
心(潜在意識)が先
コーチングは心にアプローチしてから、セッションの最後あたりに具体的な行動目標を一つ出来れば決めてもらっております。
怒り、イライラに囚われていたら見えるものも見えにくくなっていると思います。それをセッションによってその怒り、イライラの原因となった出来事が意味ある事として捉え、見渡すとまた違った気づきがあるかも知れません。
そこから行動が変わっていけば、身の回りも少しずつ変化が出てくると思います。