怒り(負の感情)
アンガーマネジメントという言葉を知っている人も多いかと思います。この言葉で検索すると、すでに数えきれないほどの本が出されていますし、セミナーもあるほどに怒りは非常に関心が高く、それと同時に悩みも多くあります。
- どうしたら制御できるだろうか?
- なぜ私はキレてしまうんだろう?
- 怒りたくないのに怒ってしまう
挙げればキリがなく湧き出てしまうこの感情をコーチングの面で書いてみたいと思います。
怒りは、必要で自然な発露
怒りの感情は、ダメな感情、抑えるべき悪なる感情であり制御、コントロールしようとしたり、あるいは抑圧、我慢だったり、根性などの精神論で何とかしようとすると、かえって爆発する事もあります。
しかしFSコーチングではその思いは意義のある感情であり、ごく自然で必要な感情と捉えます。
コーチングのセッションの時にクライアントの話を傾聴したのちに、この様な承認の言葉をなげかけると、心が安心して、次に向かおうと言う気持ちが芽生える事があります。
心が軽くなる方法
ここでは手軽に試せそうな方法を紹介していきます。
- 怒りを客観的に見てみる。
アソシエイトしてる状態からディソシエイトすると言いますが、それは、怒りと一体化してしまってて重たい状況から抜けだす事をさします。(NLP用語参照)
怒りと一体化してしまっている自分から、怒りだけを取り出して第三者的な目線で眺めてみるイメージですね。
例えば目の前に椅子を用意してイメージで怒りをそこにおいてみましょう。そうするだけでも少しは軽くなるかもしれません。
コーチングのセッションの一場面で、具体的にイメージした怒りを擬人化したり、見える化して、怒り君と会話をしていくセッションもあります。
- 怒りの意味を考えてみる
こうして客観的に眺めてみたら、怒りはどんな風に見えるでしょうか?もしかしたら真っ赤に燃えてるかもしれませんし、あるいは暗いイメージかもしれません。見え方は人によって全く異なります。
コーチングにおいては、自分の身の回りに起こる出来事は、全てに様々なメッセージが隠されていると捉えます。
その出来事をどう捉えるかによって自分がさらに飛躍する糧になるかどうかが決まってくると思います。
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コーチングとはそこまで関連は無いですが、それに近い方法が書いてありますので参考にどうぞ
道は見つかる
今回は怒りについて書いてみました。怒りに限らず苦しみや悲しみ等の負の感情はコーチングのセッションでもよくテーマになる内容です。私も前に体験でセッションを受けた時のテーマは過去におこった事で思い出すたびにイライラが湧き上がってくるのでそのセッションを受けた時は、アプローチの一つとして客観的に見る事をしました。
今回の記事はこれから私が実際にセッションをする際のコーチングの引き出しの1つとしてまとめてみました。本人が諦めない限り道は必ずあります。